症状
- 激しい呼吸困難
- 運動を嫌がる
- 腹部の膨張
これらの症状がみられ、放置すると、死にいたります。
フィラリアの予防期間は5月~12月までの月に一回予防薬を使用していただくだけで予防出来ます。
フィラリア予防薬は要指示医薬品の為、毎年予防薬を使用する前には、フィラリアの有無を確認するため、必ず検査を受けましょう。
当院では以下のお薬を処方しています。
[モキシデック] フィラリアを予防します。
(ファイザー株式会社 http://www.animalhealth.pfizer.co.jp/pet/index.html)
[システック] フィラリアの予防・ノミ産下卵のふ化阻害並びにノミ幼虫脱皮阻害・犬回虫・犬鉤虫及び犬鞭虫の駆除
(ノバルティスアニマルヘルス株式会社 http://pet.novartis.jp/)
[イベルメックDSP] フィラリアの予防・犬回虫及び犬鉤虫の駆除
おやつ感覚で内服できます。
(DSファーマアニマルヘルス株式会社 http://filaria.jp/)
[ミルベマイシン] フィラリア予防・消化管内線虫駆除剤
※粉末タイプのお薬です。
(ノバルティスアニマルヘルス株式会社 http://pet.novartis.jp/)
[レボリューション] フィラリアの予防・ノミ成虫の駆除・ノミ卵のふ化阻害及び殺幼虫作用によるノミ寄生予防・ミミヒゼンダニの駆除
※首筋にたらす液体タイプ
(ファイザー株式会社 http://www.animalhealth.pfizer.co.jp/pet/index.html)
お薬についてわからないこと、お薬の与え方など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。
ノミがもたらす代表的な病害
- 吸血による貧血
- 毛のツヤがなくなる
- かゆみによるストレス
- ひっかき傷が原因の化膿性皮膚炎
- ノミの唾液によるアレルギー性皮膚炎
- 瓜実条虫(サナダムシ)症による下痢
ノミの幼虫は寝床やカーペットの奥にひそんでいます。再寄生しないよう定期的に駆除する事が大切です。
マダニがもたらす代表的な病害
[直接的病害]
- 貧血
- アレルギー性皮膚炎
- ダニ麻痺
[病原体の媒介者としての病害]
感染動物 | 病名 | 症状 |
---|---|---|
犬 | バベシア症 | 貧血・発熱・食欲不振・黄疸などの症状 |
猫 | ヘモバルトネラ症 | 貧血・発熱・黄疸など |
犬・人 | ライム病 | 神経症状・発熱・食欲不振など |
草の先端でマダニはいつでもあなたの愛犬・愛猫をねらっています。散歩などで草むらに近づく場合は、ご注意ください。
ノミやダニのお薬はマイフリーガードを処方しています。
(http://www.fujita-pharm.co.jp/items/item_7.html)
犬アデノウイルス 2型感染症(犬伝染性咽頭気管炎)
発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水、短く乾いた咳がみられ、肺炎を起こすこともあります。他のウイルスとの混合感染により症状が重くなり、死亡率が高くなる呼吸器病です。
犬コロナウイルス感染症(CCV)
政権の場合は、軽度の胃腸炎で済むことが多いのですが、犬パルボウイルスとの混合感染では重症化することもあります。子犬の場合は、嘔吐と重度の水様性下痢を引き起こします。
犬パルボウイルス感染症
激しい嘔吐、下痢を起こし、食欲がなくなり、急激に衰弱します。重症になると脱水症状が進み、短時間で死亡することがあります。伝染力が強く、死亡率の高い病気です。
犬ジステンパー
高熱、目やに、鼻水が出て、元気や食欲がなくなり、嘔吐や下痢もします。また、病気が進むと神経系がおかされマヒなどの後遺症が残る場合があります。死亡率の高い病気です。
犬パラインフルエンザウイルス感染症
風邪症状がみられ、混合感染や二次感染が起こると重症になり、死亡することもあります。伝染性が非常に強い病気です。
犬伝染性肝炎
発熱、腹痛、嘔吐、下痢がみられ、目が白く濁ることもあります。生後1年未満の子犬が感染すると、全く症状を示すことなく突然死することがあります。
犬レプトスピラ感染症
人間にも共通の感染病です。2種類のタイプがあります。
イクテロヘモラジー型
発熱、嘔吐、黄疸、歯肉からの出血などがみられます。
カニコーラ型
発熱、筋肉痛、脱水症状などがあらわれ、尿毒症になり2~3日以内に死亡することがあります。人間にも共通の感染症です。
毎年のワクチン接種が、かげがえのない命を守ります。
[愛犬の伝染病予防のためのワクチン接種ガイド]
http://www.animalhealth.pfizer.co.jp/pet/vaccine-dog/
猫ウイルス性鼻気管炎
こんな症状には注意!鼻水、目やに、くしゃみ、食欲低下
ヘルペスウイルスが原因で、人間の流感によく似た症状を示し、一般に「猫風邪」と呼ばれています。食欲低下、発熱、鼻水、くしゃみなどの症状のほかに、結膜炎がみられることもあります。進行すると「蓄膿症」「肺炎」になることもあり、重症になると死亡することもあります。また、この病気を引き起こすウイルスは神経細胞内に潜伏し、体力低下時に再発する場合もあります。ウイルスをもっている猫から感染するほか、空気中の微粒子、食器などからも感染します。
猫カリシウイルス感染症
こんな症状には注意!口内炎、舌炎、口腔内の潰瘍、食欲低下
カリシウイルスが原因でおこる病気です。「猫ウイルス性鼻気管炎」によく似た症状を示すもの、「口内炎」や「舌炎」がひどく口腔内に潰瘍ができやすいもの、「肺炎」に進行しやすいものなど、流行するウイルスのタイプで症状が異なります。また、仔猫の場合は他の病気との合併症により症状が悪化して、重度になることもあります。感染した猫の分泌液や排泄物内には多量のウイルスが含まれているため、そういった猫との接触は避ける事が大切です。
猫汎白血球減少症
こんな症状には注意!下痢、脱水、嘔吐、食欲低下
パルボウイルスが原因となっておこり、仔猫や若い猫がかかりやすい病気です。腸に炎症が起こり、体内の白血球が減少することにより、抵抗力が落ちて他の病気にかかりやすい状態になります。食欲低下、元気消失、発熱などのほか、嘔吐、下痢などもみられ、死亡率が高い病気のひとつです。感染力が非常に強く、人の靴に付着して外部から運び込まれたウイルスが感染源になることもあります。症状の進行が早く、治療が困難なため、ワクチンによる予防が重要です。
こんな病気にならないためにも、ワクチン接種は不可欠です。
定期的なワクチン接種であなたの大切な家族を守りましょう。
[愛猫の伝染病予防のためのワクチン接種ガイド]
http://www.animalhealth.pfizer.co.jp/pet/vaccine-cat/